Ciao、こんにちは!シチリア島で星占いをしているマッジオ(@m_a_g_g_i_o )です。
さて7月のシチリアと言えばいよいよ夏本番!一年のうちでも一番日が長く、海がきらきらしていて、たくさんの人に人気の年に一回バカンスの月です。
地元に住む人達にとっても、海で波の音を聞きながら昼寝をしたり、家族で昼食をとるのにうってつけな魅力いっぱいの季節です。今回はそんなシチリア島の7月について解説してみたいと思います!
もくじ
7月のシチリア島の天気は?
7月のシチリア島は旅行パンフレットで見かけるような青い海と青い空が視界いっぱいに広がるバカンスシーズンのどまんなか。絵に描いたような美しい光景が見られるのがこの季節です。
雨はほとんどなくとにかく暑いです。ただし乾燥しているので、日本の夏のような湿気による息苦しい感じはなく、過ごしやすいのが特徴です。言ってみれば通年7月は毎日晴れが当たり前。台風がきたりすることもないです。ただし、シロッコというアフリカからの偏西風が吹いた日は湿度が上がり、40度を越えることもあります。
ヨーロッパ中からの観光客の人たちがやってきて、毎日違う砂浜へ行ってごろごろしたり海へ入ったり、ときどき遺跡観光へいったり(ただし遺跡観光はオーブンの中にいるんじゃないかと思うほど暑いです)、日中はそれぞれが思い思いに過ごします。
夕方の日が沈む頃には少し気温が下がるので、日中海でのんびり過ごした人たちはその頃から旧市街地をぶらぶらしたり、レストランで食事をしたりというのがお決まりです。
【最低気温と最高気温】7月のシチリア島
この時期に入るとほぼ毎日30度以上の日が続きます。
そして上でも触れましたが、ときどき吹くシロッコ (偏西風)がとにかく暑い!シロッコが吹いている日は海以外の選択肢はないんじゃないかと思えるほど暑いので注意が必要です。なるべく観光は避けて海にいた方が賢明かもしれません。そのくらい暑いです。
7月のシチリア島でベストな服装は?
シチリア男性は半袖短パンサンダルというスタイルが多いです。女性もワンピース一枚か、タンクトップやTシャツに短めスカートなどのスタイルが多くなります。基本的には日本の夏と同じような感じでOKです。ただ、エアコン冷えなんかが心配な人はさっと羽織れるカーディガンとかスカーフを持っておくといいです。人によっては薄手の長ズボンがあってもいいかもしれません。
あと、日中日差しがとてもまぶしいので、苦手な人や紫外線対策をしたい人は、サングラスは必須といえるでしょう。それに加えて、帽子もあった方がいいかなと思います。
女性で海水浴予定の人は水着の上にさっとかぶれるリゾートワンピなんかは必需品です。使い勝手がいいです。日本だとちょっと襟ぐりあきすぎかなあと思うようなものでも、シチリアでは着やすいと思います。エレガントなので、レストランに行く時にも使えます。
7月のシチリア島は日が長い!
私が最初にきておもしろいなあと感じた事は、シチリアって日本の夏よりずっと日が長いことです。8時頃でもまだ明るいので、みんな夕食やショッピングへ出かける時間がけっこう遅めです。
日中は暑いので、日が沈む頃からはじまる野外オペラがあったり、暗くなってきてから街角で地元の人達が集まっておしゃべりしてるなんて光景も夏の風物詩のひとつです。
あと、私のおすすめはピッツェリア。シチリアではレストランはけっこういいお値段なのですが、ピッツァは一枚6ユーロ (+ドリンク代と席料)くらいから食べられます。ピッツェリアは夕方からやっていて手軽なので、ピッツァが嫌いでなければ一度は行ってみるべきです。

女性は紫外線対策アイテム必須!
日差しはこれ以上ないほど強いので、6月に引き続きサングラス、帽子、日焼け止めや紫外線対策アイテムは必要です。こちらの日焼け止めは日本の様にかならずしもspf50ではないので、心配な人は持ってくることをおすすめします。
逆に言えば、spf20とか30とかが簡単にスーパーとかで手に入るので、適度に日焼けしたい人にはこちらで買うのがいいかもしれません。ちなみにわたしは「日焼け止め=spf50」という思い込みで、よく見ずにこちらの日焼け止めspf20を使っていて一度真っ黒になりました。笑(あまりに黒くてタイのトランジットでタイ語で話しかけられました…)
7月のシチリアの花
6月にひきつづき、キョウチクトウ、イタリア語だとオレアンドロが満開です。
白やピンク、いろんな色が街中で見かけられます。また、ハイビスカスも綺麗です。定番の赤、ピンク、オレンジのほかに、ときどき黄色や白が咲いてるのを見ることができます。
7月のシチリア【食べ物】
間食におすすめしたいのがシチリア名物グラニータです。グラニータはシチリアのフルーツやナッツ味のかき氷。生クリームを乗せてもらったり、ブリオッシュと一緒に注文するのがこちら流です。私の個人的おすすめの味はメローネ(メロン)、マンゴー、メログラーノ(ざくろ)です。味はお店によりますが、他にはジャスミンやジェルソ(桑の実)、マンドルラ (アーモンド)なんかもあります。
旬のフルーツは桃、メロン、すいか、プラム。プルーン、ぶどうも出てきます。桃は日本のものよりかなりお手頃なお値段で売っているので、私の家ではビーチで食べるおやつとして持って行ったりしてます。あとはフレッシュにんにくが街中で売り出されます。干して食べるのですが、お土産として持って帰ろうと思えば持って帰ることもできます。
ほかにはかわりだねで、かぼちゃの花をフリッタータにして食べたりする人もいます。
7月は夏本番前!一年の中で一番明るく楽しい季節
観光客も多く、コストもかなりかかる7月のシチリア。でも明るくからっとした天気に、海、美味しい食べ物、遺跡、歴史的建造物、遠くてもわざわざ旅行にくるだけの価値はあります。
特に海水浴がしたい人には、一番おすすめしたいのがこの7月。のんびり波にまかせてぷかぷか浮かんでいると、知らない間に日頃の小さな悩みがじわっと流れていってくれる感じがして、心がすーっと落ち着きます。
コスパはさすがにちょっと高いですが、ぜひ検討してみてくださいね〜!