【イタリア移住のための5つの方法】についてイタリア在住者が解説します!

Ciao、こんにちは!シチリアで星占いしているマッジオ(@m_a_g_g_i_o )です!

イタリア移住して現在2年半 (2019年2月現在)。私は配偶者がイタリア国籍者だったので偶然イタリアに移住することになりましたが、最近はヨーロッパ諸国やアジアへの移住を考える日本人の方が増えていると聞きました。

そこで、今日は将来イタリアで暮らしてみたいという方のために、私が思いつく限りの「イタリア移住のための5つの方法」について説明します。

ビザの種類

移住方法の解説をする前に、ざっとビザの種類を紹介しておきます。

  • 家族ビザ
  • 就学ビザ
  • 就労ビザ
  • リタイアメントビザ

家族ビザ : 配偶者やその子供がとることのできるビザ。相手さえ見つかれば一番取りやすいのではないかと思います。結婚で移住する場合は、戸籍謄本などを予めとって持ってくる必要があります。イタリアに来てから日本大使館や市役所へ行って手続きがあります。

就学ビザ : 語学や芸術関係での個人留学、交換留学など。入学許可証や留学用資金の証明など、他のビザとは違った書類を用意する必要が出てきます。ある条件の元卒業後就労ビザに切り替えできるという話もありますが、定かではありません。

就労ビザ : 被雇用者のためのビザ、自営業者のためのビザ、EUの幾つかの国で働く人のためのブルーカードビザなどがあります。

リタイアメントビザ : 年齢制限はないですが、経済力が鍵になるビザ。イタリアで住居購入など、かなり特殊な条件があります。

現在は就労ビザもなかなか厳しいのが現状

イタリアの労働許可証には大きく分けて「被雇用者用労働許可証」と「自営用労働許可証」の2種類があります。ただし、現在イタリアでは人を雇った際の税金がかなり高いという事もあり、会社が人を雇うこと事態が減っています。

イタリア移住のための5つの方法

さて、さっそくなのですが、結論から言いますと、現在イタリア移住のための現実的な方法は5つあります。

  1. イタリア人と結婚
  2. イタリア留学しながら仕事を探す
  3. 駐在員になるor駐在員と結婚
  4. EU加盟国の人と結婚
  5. リタイアメントビザ

結論から言うと、イタリア移住はちょっと難しいのが現状です。素敵なイタリア人との出会いがあれば簡単なのですが、それ以外の方法で移住する場合に言える事は、イタリアに対する情熱とそれに伴う行動力がとても超大事です。

ではひとつずつ解説してみようと思います。

トレビの泉

1. イタリア人と結婚する

いきなりジョーカー出してるみたいな感じで恐縮ですが、1番シンプルな移住理由はイタリア人と結婚することです。(ちなみに私はこの理由で配偶者ビザを取り、シチリアに住んでいます。

私はスペインのカミーノで巡礼中に夫と出会いましたが、もっと可能性が高いのは、イタリア留学しながら探す方法です。
その時のポイントは、学校と家だけで過ごすのではなく、バイトをしてみたり、ジムへ行ってみたり、または現地イタリア人で日本に興味のある人が集まる会などに顔を出したりして、とにかく積極的に自分から動く事だと思います。

幸い、イタリア人は日本人よりも初対面で話しやすかったりするので、出会いの数は日本より多いと思います。また、南イタリアに住んでる私からのアドバイスとして言える事は、南の人の方が若干北の人よりも初対面で話しやすいです。

【イタリア人男性との恋愛&結婚事情】在住者による体験談と疑問まとめ

2. イタリア留学しながら就職先を見つける

留学で勉強しながらイタリアで就職先を探すというこれまた定番の方法です。留学期間にもよりますが、長ければわりと現実的な方法なのではないかと思います。また、通常は雇用先が決まっていないとビザの切り替えは出来ないのですが、ある条件下での大学卒業者は卒業後に就学ビザを就労ビザに書き換えできるという話もきいたことがあります(定かではありませんが)。

ちなみに、イタリアで雇用先を探す場合は積極的に「自分はイタリアで仕事したいんだ」ということを周りにアピールしていくのがいいです。(ちなみに私はスペインで巡礼していた際、行く先々で働きたいと言い回っていたら、イタリア人オーナーの宿で働き先が見つかったことがあります。こちらの事情で結局行かずに終わってしまいましたが。)
詳しい理由については、下の方に記述したコネ社会イタリアで生きるコツを読んでみてください。

3. 駐在員になるor駐在員と結婚

これはかなり計画的な方法ですが、イタリアと取引の多い会社や、親会社がイタリアにある会社などに就職すれば、可能性はなきにしもあらずです。ただ、この場合は多くの場合、イタリア語力が問われると思います。なので、かなり早い段階から計画して実行していかないといけない方法です。
兎にも角にも何が何でもイタリアに片足を突っ込んでおいて、そこからなんとしてでもイタリアをたぐり寄せるあきらめの悪さが肝心ですね。

または、そういう仕事をしている人と家族になることによって、イタリアに住める確率が上がるかもしれません。(そんな理由で結婚相手選ぶのか!と冷静に考えると、かなり独特な基準なのですが…)

4. EU加盟国の人と結婚する

EU加盟国に住む人と結婚すればこのような方法もあります。実際私のイタリア人親戚は「物価が安いし恋人もいるから」という理由でスペインに住んでいます。ただ気をつけておきたいのは、この方法にはデメリットがあって、それはイタリアがEUの一部でいる間に限るということです。将来EUがどうなるか、という国際情勢が関係してきます。

また、イタリアに来て住むためには自分かパートナーのどちらかがイタリア語で手続きができないと、役所やイミグレーションでの手続きに手こずる可能性があります。配偶者が言語の根っこが同じラテン系の国出身であればいいですが、北ヨーロッパの全く言語が違う地域の人が配偶者とかで、どっちもイタリア語ができないとかになると大変かもしれません。

5. リタイアメントビザ

これはなかなかハードルの高いビザで、具体的にはイタリアに家を買って家を維持&収入無しで生活できるほどの経済力があることを証明する必要があるようです。ちなみにこのやり方の場合、イタリアでの就労は不可です。つまり、経済力が要ということですね。

【コネ社会】イタリアで生きるコツ

イタリアに移住するなら知っておきたいことの一つにコネ社会というものがあります。私も来る前からこの話は知っていたのですが、最初はあんまり気にしていませんでしたが、住んで1年くらいしてみると、これがどういうことなのかわかってきました。以下、ちょっと長いですが私の体験したエピソードです。

イミグレーションでコネ社会に直面した私のエピソード

決定的だったのは、私が1回目のPermesso di Soggiorno (滞在許可証)の更新のためにイミグレーションへ行かなきゃならなかったときのことです。電話を掛けて今日はやってるのか、何を持っていけばいいのか聞きたかったのですが、2日間トライしても誰も出ず、当然折り返しもない…。

仕方がないので直接イミグレーションへ行ってみたところ「今日は担当の者がいないから受付は無理ね」と言われ帰るハメに。その日4〜5人スタッフはいたし、イミグレーションなのに、誰も滞在許可証の更新の受付できないってどういうことなんだ〜と夫とがっかりして帰りました。

で、次に行ったときは1人違う顔のひとが一人増えていて、受け付けはしてもらえました。そこで「1ヶ月後に引き取りにきてください」と言われ、一ヶ月経ってもう一度イミグレーションへ行ってみました。すると「まだできてないわ。今週中ね。」と言われる始末。

そう、忘れられていたのです…!イミグレーションはアクセスしにくいところにあるので、私と夫はちょっとあきれながらも仕方なく帰りました。夫はお友達に「聞いてよ〜」と愚痴をこぼす始末。

するとそれを聞いた友達の一人が、イミグレーション内部に友達がいたらしく、こっそりそ電話をかけて催促してくれたんですね。するとその日の夕方に滞在許可証の更新が完了したとの連絡が。これは私が体験したイタリアコネ社会のひとつの例です。

知り合いは多い方が良い

なにが言いたいのかというと、移住予定のある人は、ここイタリアで友達や家族を持つ事はとても大事です。これによって仕事が見つかる可能性もあるからです。

ただし、中には関わってはいけないような人も当然います。そのためには相手が何を言っているのか、意思疎通できるレベルの会話力はやはり大事ですね。

日本のようにひとりで情報を探せない場合も

イタリアに住んでいて思う事は、地元ネットワークに参加していないと、取り残されることがあるということ。日本の様にインターネット上の情報が充実しているわけではないので、検索しても情報が得られないこともしばしば。人に聞いて情報を得るということがとても多いです。

私はコミュ力がすごく高い方ではないので、旦那さんの友達にだいぶ助けてもらっていますが、一人で来たらちょっと大変だっただろうなと思う事はけっこう多いです。なので、積極性はとても大事です。

イタリア移住方法まとめ

現在イタリアでは移民の流入も多く、経済状況はかなり圧迫されているので、労働ビザ取得はかなり難しい印象です。ただ、コネ社会という部分に目を向ければ、仲良くなって仕事を得ると道も考えれば、全く不可能ではないと思います。

ただやっぱり一番簡単なのは、イタリア人かEU国の人と結婚することかなと思います。あとは、やっぱり情熱があって行動する人は、その分の引きも強いと思います。なので、どうしてもイタリアに住みたいという人は、ぜひ行動してみてくださいね。

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